言葉

日常のひと休みに

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

虫の声

この頃、 虫の声をよく聞くようになった やかましいくらいのその声は どこか寂しく聞こえてならない それは その響きのせいだろうか その気候のせいだろうか 思い込みのせいだろうか 夕焼けがより あかく感じられる 明日も晴れるだろうか

ドライブレコーダー

車を運転していて 前の車にイライラしたり マナーがどうとか思ったことはないだろうか ドライブレコーダーができて 様々なことの証明に使われている しかし、 その時の心までは録画されてはいない もしも 自分の運転する車の後ろに 自分がいたらどうだろう… …

目的

何かを見つけられたら幸いだ でも、本当は 何かはすぐに近くにあったりする。 目的を見つけたなら 冒険の始まりだ もしも、目的が見つけられないなら 誰かになってみよう 誰かになったことを想像してみよう 普通だと思っていたなら 普通でない人を 普通でな…

特別な…

特別な出会いには特別なものを感じたい… そう思うのが普通なのかもしれない… だけど、 特別な出会いが、 あまりに普通であまりに日常的なこともある だから もしかしたら日常というのは 普通に特別なのかもしれない。 おかしな、 矛盾をしたような言い方では…

179×252

179×252 これが私の世界 179×252 周りには積み上げられた紙の山 その谷間にある世界 179×252 この世界がどれだけの広がりを見せるのか… 誰にもわからない… 179×252 空間は自由にひろがる 物理的な面積をこえる 179×252 空間は自由に縮小する 目ではとらえら…

ここから見える景色は変わらない ただ、雲が流れてゆくだけ… 空の色だけが時間を刻んでゆく 流れる雲は何を見ているのだろうか この目だけでもその背に乗せてくれないか この耳だけでもその背に乗せてくれないか いや どこかの香りをここに運んでくれないか …

景色

右を向いていれば右の景色しか見えない。 左を向いていれば左の景色しか見えない。 誰かに逆の方向を見て と言ってもらえない限り 別の方向を見ることはあまりない。 自分が右か左かしか見ていないことに 自分ではなかなか気づけない。 逆の方向を見たときに…

秋麗

不安定な日々の中で、 のどかな晴れ渡った気分が味わえたなら、 少しは明日に希望を持てるだろうか… 澄んだ青空を見られる日を 願わずにはいられない… 澄んだ青空の中、その空と同じ気持ちで 思い切り息を吸い込むことのできる幸せ。 秋の夜長を澄んだ気持ち…

簾名残

季節をその季節らしく感じられることの幸せ 季節ごとに変化があるからこそ、その季節を乗り越えられる。 いつ終わるともわからない季節が続くとしたら、どうだろう。 秋をどこか寂しげに感じられたなら、 それは素敵なことかもしれない。 冬の始まり… 終わら…

正しい言葉

正しい言葉 正しいとは何だろう… 正しい言葉を知らないと そこから外れることはできない。 正しい言葉を使うことは大切だけど その言葉の意味がそれだけだとはかぎらない。 例えば、 オタクなんて言葉はどうだろう 昔は悪いイメージの言葉だったが、 今では …

もしも明日が…

もしも 生まれ変わりがあるとして 次に生まれる時に 何処に自分が生まれ変わるか わからなかったとしたら… この世界を… 次に生まれてくる時には この世界がどうであったら… と願うだろう… そうであったなら、 今、何をすべきだろう…

有事のときに

有事のときに 他の人がどんなふうにするか見てみる その時 自分がどうしているかを見てみる 比べてみれば自分が何をすべきか 見えてくるだろう

変わらないもの

山や川が形を変えてしまうのに 人が形を変えないことがあるだろうか 宇宙が形を変えているのに 永遠という変わらないものがあるだろうか

光になる…

ペアになれなかった私達だから ペアになることを求めるようになった…の かもしれない 光になるために… つまり、 誰かと繋がることは 光になること… なのかもしれない…

日常

日常というのは、 当たり前ということではない、 ということを知った。 日常という尊さ すぐに何かで壊れてしまう儚さ それを持つものが日常… 日常というのは、 氷の上にあるのかもしれない だから、壊れてみないと気づかない。 人、家族、仕事、 そういうも…

寄り添って…

万年筆は不思議な道具だ。 書くという行為に使う道具はいろいろある。 ただ、万年筆が不思議なのは、 書き手と万年筆がお互いに寄り添って 文字をつくるということだ。 大げさな言い方かもしれない… でも… 人が道具に合わせるのではなく、 道具を人に合わせ…

ペンを持つと

じっと考えている時より、 ペンを持った時の方が、 言葉が思い浮かんで来ることはないだろうか… まるで、ペンが、 もう1つの脳 もしくは、 脳の中にある、あるトビラのカギ みたいな… それが愛着なのだろうか… 人の感覚とは不思議なもので、 自分の肉体の他…

自分らしく…

自分らしくと自分の思うようには違う。 自分らしくを自分の思うようにと 思ってしまいがちだが、 自分らしいというのは、 自分の持っているものに近いと思う。 自分の思うようにとは、 自分の理想だと思う。 理想を求めていることを 自分らしさと思ってしま…

斟酌

誰かと直接会えないことは 何を失わせるのだろう… 目の前に映し出されたそれは、 虚構ではないのだろうか… 触るということだけが 触れるということなのだろうか… 文字だけによる会話は 虚構をつくりだしはしないだろうか… 自分でつくりだした虚構と 現実の区…

ニッチ

歌にはすき間が必要だと教えてくれた人がいた 心が入れるすき間… 歌う人以外の聴く人の心が入れるすき間… ほどよいすき間が心を癒やす ほどよく想像できる物語が 人それぞれの解釈を生み、 物語にひろがりをみせる 上手いとか、感心するとか、 感じることが…

風に消えて・・・

人々はお話をつくり、 未来の人々にまで様々なことを伝えてきた。 物語とは真理を伝えるための手段… でないかと思うことがある。 今でも様々なお話がつくられる。 人々は何かに直面する度に物語をつくる。 その思いが、出来事が、 そうさせるのかもしれない……

傷をどう思うかは人それぞれだろうと思う。 ついた傷を美しいと思うか、 傷のないものを美しいと思うか、 人それぞれだ。 傷つけたくないから、 傷のないものが美しいから、 傷がついても、 その傷がともに費やした時間だから、 その傷も重ねた月日だから、 …

万年筆

日常的に万年筆を使う人が どれくらいいるのだろう… 様々な万年筆があるけど… 毎日のように使う人は、 どれくらいいるのだろうか… 今は、万年筆で絵を描く人もいる。 インクの種類、色だって、 絵の具のようにたくさんある。 でも、万年筆を日常的に使ってい…

この頃…

この頃は色々なことが、極端だ。 急な雨、自然の強さ、世の中の流れ、 みんな極端に感じる。 次から次へと、 ひとつ終わっても、またすぐ次というように… それなのに、 人間同士まで、 近くにいる人達まで、 そうなってしまうのは悲しい… 人も自然の一部かも…

いいじゃない

この頃何だか苦しい… それは頑張っているからだという人がいる。 確かに、 何かに立ち向かわなければ、 何かと戦っていなければ、 苦しいと感じることは少ないかもしれない… どうしても負の感情には目が向きがちだけど、 本当はその感情になるまでの原因があ…

友遠方より・・・

遠くへ行った友を思い酒を飲む 友遠方より来たりて酒を飲む お酒を飲みながら様々なことを語り合った頃を懐かしく感じるのは気のせいだろうか… ついこの前までの事が 遠い日のように感じられる… 人と会うことの有り難さを感じる 誰かと共に時を過ごせる幸せ…

歴史を学ぶ

歴史とは何であろう… 過去の記録… でも、 本当は過去の記憶なのではないかと思う。 残しておきたいのは、 あった出来事ではなく、 出来事にあった人々の思いの記憶。 そこに居合わせてしまった人々の記憶… どんな思いでいたのか… どんな思いで対処したのか… …

兆しは・・・

不安や迷いのあるときに、 何かの兆しを求めてしまうことがある。 答えを見つけたくて、何かに答えを求める。 もしくは、 漠然としたイメージに答えを求めようとする。 それが、本当に何かの兆しなのか、 不安や迷いから生まれた幻想かどうかもわからないの…

待つ

待つということは、 時間の無駄づかいなのだろうか… ただ待っていることに 意味はあるのだろうか… 待っている時は目的がある。 でも、 その目的が必ず叶うどういうわけではない。 待つという行為は必ずそこに他者が存在する。 他者というのは、人だけではな…

どんな生き方でも・・・

続けていたことをやめると、 楽になる時がある。 そのままずるずるダメになる場合もあるけど、 苦にならないで続けて行ける場合もある。 何がダメで何が良いというわけではないけど、 ずっと何かに縛られて生きていると… 辛くなることがある。 その縛りによ…