言葉

日常のひと休みに

万年筆

日常的に万年筆を使う人が

どれくらいいるのだろう…

様々な万年筆があるけど…

毎日のように使う人は、

どれくらいいるのだろうか…

 

今は、万年筆で絵を描く人もいる。

インクの種類、色だって、

絵の具のようにたくさんある。

 

でも、万年筆を日常的に使っている人と

あまり出会ったことがない。

シャープペンシルやボールペンを使う人は

たくさん見るけど…

万年筆は見たことがない。

 

万年筆を

コレクションする人もいるだろうけど…

やはり、

道具は気に入ったものを

毎日のように使いたい。

 

万年筆には

職人さんの技術が詰まったものも多くある。

ハンドメイド。

 

そういうものが、

人の手に渡り、使われ続け、傷ができ、

その人だけの1本になる。

だからかもしれないが、

使い込まれた道具は美しい。

 

そんなふうに思う…

 

良いものは高額のものも多いけど、

毎日使うことで磨かれて行くような道具は、

使わずにそのままにしておくのではなく、

使い続けたい…

自分が道具に寄り添ったのか…

道具が自分に寄り添ってくれたのか…

わからなくなるまで…