傷
傷をどう思うかは人それぞれだろうと思う。
ついた傷を美しいと思うか、
傷のないものを美しいと思うか、
人それぞれだ。
傷つけたくないから、
傷のないものが美しいから、
傷がついても、
その傷がともに費やした時間だから、
その傷も重ねた月日だから、
美しい。
どれも正しくて、
どれが間違ってるなんてことはない。
美しさの基準も価値観も人それぞれだから。
ただ、
その傷を見たときに、
傷跡ではなくて、
費やして来た時と
ともに過ごしてきた時を
刻んだものだと思えたなら
いいなと思う。
傷だけでなく変化、
傷も含め、
変化して行くものを美しいと思えたなら…
変わって行く日々を
美しいと思えるような気がする…