言葉

日常のひと休みに

斟酌

誰かと直接会えないことは

何を失わせるのだろう…

 

目の前に映し出されたそれは、

虚構ではないのだろうか…

 

触るということだけが

触れるということなのだろうか…

 

文字だけによる会話は

虚構をつくりだしはしないだろうか…

 

自分でつくりだした虚構と

現実の区別がつかなくなる

虚構は現実にはならない

現実と錯覚するだけ

でも…

それに気づかなければ

人は虚構の中を生きて行ける

虚構が悪いことなんてない

ただ…

自分でそれに気づいているか、いないか…

それだけのことではないかと思う。