人は言葉をもって考えるということができ、進化したのかもしれない。
言葉というのはとてつもなく凄い道具だ。それは同時に扱うのに注意が必要な道具でもある。言葉によるイメージは文化や人によって、それぞれ異なるからだ。同じ言葉にすべて同じイメージを持つものではない。真逆のイメージを持つ者同士もいるということだ。
だから、書くことで何かを表現する、言葉というものを使って表現するということは、とても注意が必要なのだ。それでも誤解をあたえてしまうのが言葉だ。だからこそ表現者は覚悟が必要なのだとおもう。僕の中に生まれた世界を外に出すことの、誰かを傷つけてしまうかもしれないことの覚悟が。
