言葉

日常のひと休みに

付喪神⑤②

 人はそういうことで、相手との接し方や距離感などが変わるのではないかとオイラはおもう。オイラは人ではないからわからないけど、人を見ているとそんなふうにおもえてならない。

 その情報を多く共有している人であるなら、言葉は少なくてもお互いにわかりあえるのかもしれない。

 言葉というものは人が生み出した道具において、これより優れたものをオイラは知らない。無限の可能性を秘めた道具なのではないかとおもう。文字に形にしても音にしても使える道具、それはとても凄いことのようにおもえてならない。