言葉

日常のひと休みに

付喪神㊿

 さあ、ここから君の生まれた知らない国の知らない土地へおもいをはせてみる。想像という中の君の国、君の世界、君の時間、現実の中にある君から生まれてくる様々なものたちは、とても素敵なものたちだ。

 世界はひろがる。それは線ではなく、もっと別のなにかで。つなぐのは情報だけではない、そこから想像したものだけでもない、もっと自分の中にあるものと外にあるものが混ざり合って新しい何かが生まれる。そんな感じなのかもしれない。

 もっと自分の声に耳をかたむけよう。もっと自分以外の声に耳をかたむけよう。