付喪神①②
万年筆というとコレクターのような人が多いみたいだか、僕は違う。
僕は大切なものほど使うべきだと思っている。それが道具であるならなおさらだ。それに、万年筆の1番のメンテナンスは使い続けること。毎日使い続けることが自分にとっても万年筆にとってもいい事なのだ。
万年筆は高級なものだ。だからこそ、ずっと使い続けるべきなのだと思う。名前のようにずっと使い続けられるものなのだから。
万年筆というのは、本当にメーカーによっても、それぞれの個体によっても違う。
だから、大切な一本に出会えた時はとても嬉しいことなのだ。運命の人のように。
そんなことを言っていても、それほど万年筆を持っているわけでも、知っているわけでもないが、そう思ってしまうのだ。