言葉

日常のひと休みに

因果応報

前世や過去の行いによって、

現在が決められ、現在の行いによって、

未来が決められる。

 

前世や来世というのは今の自分ではない。

少なくとも記憶がない。

 

未来のために今を頑張る。

でも、

今は前世、過去の行いによって

決められているんだよな…。

あれ?

じゃあ、今幸せでなかたら、

過去に何かわるいことしたのかな…?

記憶にない。

どこかの誰かの常套句のようだ。

 

ただ、ふと気づくことがある。

誰かにされていたことを

無意識に他の誰かにしてしまうこと。

されたことを

された相手にかえすことの方が

稀なことなのかもしれない。

 

自分に巡って来たことを

また誰かにバトンのように渡す。

そのバトンがどんなふうになって行くかは

わからない。

そして、

もしそのバトンがかえてきた時、

受け取ることができるのは

自分ではないかもしれない。

 

この子が受け取るバトンは

どんなバトンだろう…。

私が持つこのバトンを

自分では受け取ることができないのなら、

この子のところに巡って来た時は

この子にとって良いバトンであればと

願わずにはいられない。