言葉

日常のひと休みに

付喪神80

 大切な時ってどんなときだろう。

 どんなカタチでも別れは来るものだ。

 ドラマでえがかれているのは主人公がある話だ。でも、現実には主人公はいないし、すべてが主人公だ。片方だけであるはずがない。

 大切な時間とは誰かがいてこそなるものだ。

 その時間がドラマのようにわかっていることなんて現実にはない事のほうが多い、なぜならその時私達は第三者ではないから。そして、その時間が大切な時間だと気づいていることも少ない事だろう。それは失ってから気づけるものなのかもしれないから。

 それでもやはり、失う前に気づき大切にしたいものだとおもう。