言葉

日常のひと休みに

付喪神78

 苦しくて希望がほしい時は、自ら希望を口にすべきなんだとおもう。

 それができないから苦しいのだけど、笑顔をつくるという話にもあるように、内側の問題を内側からどうにかするのではなく、外側からどうにかしようとしてみるということだろう。

 それでも何もできず、何も変わらないこともあるだろう。それなら、それをひとりで抱えず、もっと大きなものとして見たらいい。つまりは、さらにもっと外側からどうにかしてみようということだ。悩みを話すなんてことが、これにあたるのかもしれない。

 それでも苦しい時、みんなが苦しい時は、みんなで笑顔をつくることから始めたら、何かが変わるかもしれない。