言葉

日常のひと休みに

探しもの

資本に支配される世界の幸福は

資本によってのみしかないのだろうか…

資本…

AIや機械によって支配されるかもしれない

そういう物語はあった。

資本による物語は現実の今の物語

資本による支配は価値観を強制する…

そんなふうに思えてならない…。

それは欲に結びついているからかもしれない

資本を持つ者が欲に支配され

その者に使われる者は思考と想像を奪われる

生きるため…

いつしかその生きるためは…

人として、より良く、より豊かに…

そういうものから離れて

今を何とか生きるため、

それすら奪われはじめている。

格差は大きくなり、価値観は離れて行く。

人としての価値観は変わり

それぞれが持つ想像を奪う。

生きるは生活の生命活動となり

与えられたはずの豊かさを奪う。

意味や意義は説明の言葉になり

形作られ、

その奥にある大きく豊かな何かに

蓋をする。

確かに資本による幸福は

人にとってのある一面を豊かにした。

しかし

その豊かさは人にゆとりや時間を与えず

競争と縛りをもたらし窮屈にした。

水は、空気は、森は、大地は、海は、

人が作り出したものではないのに、

そこに旗を掲げ自分だけのものだと主張し、

自分だけの世代で使いつくすことを目的とし、

消費するだけの世界

使い捨ての世界

ゴミを生み出す世界

奪い合う世界

すき間を奪い合いよくわからないものを

作り出す世界

では本来誰のものでもないものを

どうやって、みんなで使うのか…

そこに、

その答えに幸福があるように思えてならない

もちろん

その答えは1つではないだろう

それぞれの中にあって

それぞれの人の数だけあるだろう…

でも、

誰のものでもないものを

誰のものでもないから

自分だけのものでいいという考えから

解き放たれたときに

新しい世界が見えてくるかもしれない。

まだ、誰も見たことのない世界

誰も知らない世界、

ひとりだけでは生み出せない世界

未知には不安もあるだろう…

それでも新しい世界には

新しい可能性があるように思えてならない…。

多くの人がたくさん苦しんだ

苦しんできた、

だからこそ

苦しんだ先に

幸せな世界があることを

願わずにはいられない…。

凸凹であっても、

そこにそれぞれが幸せを見つけられる世界を

願わずにはいられない…。

今日の先にある明日に…

明日が幸せでありますように…と…。