言葉

日常のひと休みに

不思議な世界

水を飲むのにお金がかかる。

何処かに長くいるだけでお金がかかる。

昔は作って食べていたものが、

今はお金を払って買うようになった。

生きることにお金を払うために

人は働くようになった。

しかし、

たくさんのものにお金を払っても

まったく守られない、守られていない。

裕福と幸福は違うみたいだ。

ものをたくさん持つことが幸福に

つながるのだろうか…。

人は何に支配されはじめたのだろう…。

結局は

力の世界だ。暴力の世界だ。

力なきものは救われない。

力のあるものだけに都合のいい世界。

それはそうだ、

力のあるものがつくった世界だ。

自分に都合のいい世界にするのは

当然の話だ。

それは仕方のないことなのかもしれない。

どうしたら、

多くの人が救われる世界になるのだろう。

誰かにとって都合のいい世界は

誰かにとって都合の悪い世界だ。

人はいつまでも救われないのだろうか…。

多くの人が幸せを感じられる世界は

どんな世界なのだろう…。

もしかしたら

世界が今こうなってしまったのは

これまでの世界のあり方を考える

ということなのかもしれない。

人が生きるということを

考えろと言われているのかもしれない…。