と、ある共感…
あなたに共感しました。
あなたの気持ちに共感しました。
ということを言う人がいる。
でも、
その人は自分の気持を話さない。
何かの事について話をしたとしよう。
でも、
その人は具体的なことを話さない。
いったい誰と話をしているのだろう。
言ったことをただリピートして
共感されても
自分のうつらない鏡に話しかけているだけじゃないだろうか。
そんな人を信じろと言われて、
信じることができるだろうか。
人の話を聞かず、
自分の都合をおしつける人と
何が違うのだろうか。
共感…
面白いことをする人を見て笑う
これは共感?
共感だとしても、
それを共感したと言葉にする人が
どれくらいいるだろうか?
人はどんな時に共感したと
言葉にするだろうか…。
車を運転していた時
前方の方で花火が咲いたのを見た
隣りで涙を流す人を見た
急に苦しくなり少しだけ奥歯に力を入れた
あのときの感覚は何だったのだろう
共感…なんてものはよくわからない。
だけど、
誰かのなにかに
自分の中にあるものと同じような
なにかを感じたなら
その誰かと同じ言葉ではなく
自分の言葉として
誰かに
そのなにかを伝えられたらとは思う。