言葉

日常のひと休みに

1億分の1

1億分の1

何かの正しい答えを持っている人が

1億分の1の

イチの人だったなら…

 

自由に思うことを発信できるようになった…

でもそれは

経済が発展して格差ができたように…

言葉の格差もひろがった

 

1億分の1は

平等のイチではない…

格差のある数字上の1にすぎない

 

たくさんの人が知っている人と

誰も知らないような人との

発する言葉は同じではない…

 

もしも

誰も知らないような人の答えが

1億の人の中で

ただ1つの正解だったとしたら…

その声は届かない…

 

どうしたら届くのだろう…と

考えてみても

答えはみつからない…

 

 

ただ、

そういう人の声が

すくいあげられるような世の中は

どんなだろう…と

想像してみてしまう…

 

 

意見がまとまらないバラバラで

有事のときに何もできない

そんな世の中なのか…

 

誰もが人の言葉に耳をかたむけ

全ての人が受け入れられる

そんな世の中なのか…

 

ただひたすらデータのように

取り上げられ

スーパーコンピューター

その意見を判断し

決める世の中なのか…

 

わからない…

 

でも、

1億分の1の

イチが握りつぶされ踏み潰されるような

そんな世界にはなってほしくない…と願う