言葉

日常のひと休みに

晨星

明けない夜はない

と言われるけど…それなら

暮れない昼はない

…のかと思う

 

明けてくる大きな光によって

星の輝きは見えなくなってゆく

でもそれは

見えなくなったというだけで

存在している

 

見えないことが

不安になることもあれば

ほっとすることもある

 

結局、知ってしまったことは

記憶を消さない限りなくならないけど

それでも

夜が明けて

朝が来ることに

喜びを感じたいと思う

そして

夜の星の輝きも

忘れないでいたいと思う