言葉

日常のひと休みに

蒼穹

 どこまでも深く、澄み渡っていたなら…

と、時々思うことがある。

 ずっと先まで、ずっと深く、広く、

その感覚に身をゆだね…何か大きなものに

包まれてゆくような気持ちになる。

 

 何もない広がりと、

蜘蛛の巣のような点と線で結ばれてゆくような

広がり。

 世界が狭くなった今、

どんな広がりが私達を癒やしてくれるのだろう

 

 

 見上げた空は…

 

 見渡す海は…

 

今の私達には何をうつすのだろう…