言葉

日常のひと休みに

面倒くさい生き物

心の傷というのは

内臓の病気に似ている。

見えないから

わかりにくし見つけにくい

それは他人からも自分からも。

何かをきっかけに

傷ついていたことを知る。

心に傷を抱えている人は多いだろう。

心が平穏なら傷つかないというわけではない。

人と関わらなければ傷つかない…

かもしれないけど…

それは不可能であると思う。

それに

傷つけるのも人であるのに

その傷を癒やすのもまた人であったりする。

そして、

その傷は人に様々なことを教えてくれる。

平穏を願うことや

何もなく無事であることの大切さ。

そして苦しみ

苦しみは嫌だけど、

人の、他の人の痛みがわかるようになる。

そのうえで、

どうするかは人それぞれではあるけど…。

なんだか

面倒くさい生き物だと思う。

だから、

その面倒くささが

人であることのような気がする。

それなら

面倒くさくていいじゃないか、

煩わしくていいじゃないか、

それを笑えて受け入れられるようになれば

少しだけ

世の中を楽しめそうだ。

 

 


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