太陽の絵
ここで見えるのは黒い形をした絵。
その絵は少しずつ形を変えながら、
同じ方へと動いて行き、消える。
それで1日が過ぎたことを知る。
いつも同じ絵では退屈だったから、
色をつけてみた。
ステンドグラスっていうらしい。
凄い発明かと思ったけど、
誰が先にやっていた。
それならと
色をつけずに色々な形を作ってやってみた。
影絵ってものらしい…
これも誰が先にやっていた。
両方組み合わせてやってみたけど…
これもきっと誰がやっているだろうと思った。
太陽の光という画材は扱いが難しい。
時と共に様々に変化し、
天候によっても変化する。
どんなものにも描けるけど、
残すことはできない刹那の画材。
誰にも作れないけど、
誰にでも使えて、遊べる画材。
空にあふれた綺麗な画材。