言葉

日常のひと休みに

言の葉の林

時代とともに

言葉が増えては消えてゆく

消えてゆくのではなく生まれ変わるのか…

葉が落ち、大地の土に変わる。

新しい木々が生まれ、

大樹はそれを見続けている。

そこに生き物達が生を謳歌する。

 

私は落ちゆく葉に手を伸ばし、

そっと手のひらで受け止める。

その葉を持ち帰り押し葉なにした。

この葉は私の心にとどめておきたい。

言の葉の林は

人々にやすらぎを与え、

強すぎる日差しから守ってくれたら…

そんなことを思いながら、

今日もこの林の中を歩いている。