言葉

日常のひと休みに

青眼

 目というのは本当に様々な表情を見せる

形 大きさ 色 

とても変化にとんだところだ

心をうつす鏡と言ってもいい

もちろん

心をうつすのは目だけではないけど

 

 ただ、

人は表現する生き物なんだ

と思わずにはいられない

人は目もそうだが

あらゆるところで

あらゆることを表現している生き物である

と思う…

いや…

もしかしたら生き物すべてが

そうなのかもしれない

生きるということ

すなわち

表現するということなのかもしれない

 

 表現するというのは

表に出すということだけではない

その逆もまた表現だということを

忘れてはいけない

出さない、出せない

ということも表現なのだ

 

 青眼の逆の白眼というのがある

青と白

白は色がないということにするなら

それはすなわち

表に出さないということなのかもしれない

 

 だからこそ

出さない、出せないという表現を

見落とさないようにしたい

それも命のあらわれなのだから…