言葉

日常のひと休みに

紫苑色

平安時代に名付けられた色は多い

きっと

その時の季節の色と

人の気持ちをうつしだしているのだろう

 

日本には四季というものがあって

季節がうつろいゆく

だから、というわけではないかもしれないが 

季節ごとに

心もうつろいゆくような気がしている

 

人は

自然の影響

自分の近くの周りの影響を

無意識に受けているのだろう

 

人の人生も季節に例えるほどだ

春に始まり冬で終わり

また春へと

 

 青い春   青春

 朱(赤)い夏  朱夏

 白い秋   白秋

 玄(黒)い冬  玄冬

(この考え方は、古代中国の陰陽五行説から生まれたものらしい)

 

世界は近くの国々の影響を

みんな少しずつ受けている

そんな気がしている

その中で

それぞれが

また独自に自分達の文化を作ってゆく

世界はつながっている