言葉

日常のひと休みに

秤にかける

 損得だけで、すべてを決められたら

得だけで生きて行けるのだろうか

 

 何かと何かを比べるとき

同種のものなら明確にわかるだろう

 

 損得がわかっていても

得を選ばないときがあるのは、なぜだろう

 損得の基準がちがうからだろうか

 

 何かと何かを比べるのは

どちらかを選ばなければならないからだろうか

 

 どちらも選ばなければ

どこにも行かないだけで

その場にとどまるだけで

何も変わらないのだろうか

 

 何かを選んでも

望み通りになることなんて…ないのだから

何も選ばなければいい…

 どちらを選んでも

どちらも望み通りにならないこともある

それなら、

選択自体が意味のないことなのだろうか

それなら、

選ばない

という選択をすればいい

望み通りにならないけど…

何にもならない…

 

 そんな選択をするのも

ありなのではと…

あるのではないと…思う