言葉

日常のひと休みに

変化

人の中に、

こびりついてしまって

はがれないもの

 

 水は流れをつくってしまったら、

その道を流れてゆく。

 その道をはずれるためには、

いつも以上の水が必要だ。

 その水は、

新しい道をつくるかもしれない

でも、

すぐに元の流れにもどろうとするだろう

新しい道も望んだ道ではないかもしれない

 

 それでも、

 あふれてしまった時に

新しい道を

流れをつくらなければ、

新しい道はつくれない。

 

 もしも、そうしなければ、人は元の流れに

さらに高い堤防をつくってしまうだろう。

 

 それに気づき、

平時のときに新しい道をつくろうとするなら

とてつもないエネルギーと時間を必要としてしまう。

 

 人の変化とは…そういうものだろう