言葉

日常のひと休みに

本との出会い

本を手にとり   

思わず顔を近づける

本の香り

紙と印刷のにおい

ふと、こころ和ませる

 

買ったばかりのにおい

 新しい香り

  いつしか失われてゆく香り・・・

    珈琲の香りのよう…

 

その本の知は、

いつしか香りとともに

己の身体にとけてゆくのだろうか

水の流れのように

己の固定観念を打ち砕いてくれるのだろうか

 

目の前に

知らない誰かが座り

私に語りかけてくれるのだろうか…