言葉

日常のひと休みに

山に登る

知ると新しい世界が見えてくる

目に映る情報と

思い描く想像が世界をつくる。

好きが生まれる

と同時に

嫌いが生まれるように…

気づくか気づかないかの違い

正しいとか正しくないとか

そういうことじゃない。

良い悪い

そういうことでもない。

良いができれば、悪いができて

悪いができれば、良いができる。

片方だけなんてないのだから。

人はいつだって比べる相手をつくりだす。

だから

その世界に優劣が生まれる。

それでいい。

ただ、世界は1つじゃないから

別の世界に行けば、優劣も変わる。

人は1つの世界にだけ

属しているわけじゃない。

例えば、家族、学校、会社、地域社会、国、

地球、銀河…

例えば、男性、女性、人、動物、子供、大人、

生物…

例えば、野球好き、サッカー好き、

バスケ好き、テニス好き、ゴルフ好き…

例えば、宗教…

それらのいくつもに

属している、属していない。

そういうたくさんの

それぞれの分野世界の知識が増えれば

見え方も変わってくる。

そして

比べるようになる。

でも、

それが全てじゃない。

その人を形成している要素にすぎない。

個性というのかもしれない。

だから、

1つの山にこだわる必要はない。

他の山にも登ってみればいい。

そしてまた、

同じ山に登ってみればいい。

見える景色が違うはずだ…。

 

と、ある登山家が言ったとか言わないとか…。