失われてしまわない未来
たくさん失われて行く中で
人災でないものがどれくらいあるのだろうか
何かに責任をおしつけてしまえば
それで終わりかもしれない
でも、
それが人災であったなら、
人の手で変えられた
未来があるのではないだろうか
失われてしまった過去と
どう向き合えば
失われてしまわない未来と
出会えるのだろうか
たくさんの人が残した欠片と
声無き声が
失われてしまわなければ
失われてしまわない未来へと
つながるのではないだろうか
それこそが
人と人のつながりではないだろうか