言葉

日常のひと休みに

浮き雲

空に浮かぶ雲のように

流れて行けたら、いいな

遠くに行けるのかな

どこかで消えてしまうのかな

とどまることのない空の旅に

帰る場所はない

 

雲の流れに思いをはせる

なんだか自分だけ取り残されたよう

ここにいることが

ここにしかいられないことなのか

ここから動くことが怖いのか

 

何もしない

どこにも行かない

 

…だけでも

空を流れて行けたなら

今、

見える景色は

見えている景色は

かわるだろうか…