言葉

日常のひと休みに

徒波

男心と秋の空

女心と秋の空

 

 心が変わるということが、

異質や特別なことのように、とらえてしまうことがある。

 

 好きも嫌いも、

本来、人の中に存在するもの

 そして、

昨日の好き、今日の好き、明日の好き

昨日の嫌い、今日の嫌い、明日の嫌い

全て同じものなのだろうか…

 

 そういえば、

子供の頃に食べられなかったものが、

大人になってから食べられるようになったり、

逆のこともあったりするけど、

これは…

変わったってことなんだろうか…

比重が変わったことなのだろうか…

 

 柔軟と頑固

右から見た景色と左から見た景色

同じだろうか…

 

 昨日の自分、今日の自分、明日の自分

トキとともに変わってしまうものなら、

そもそも、

変わらないと思えること自体が、

変わっているということなのではないだろうか

 

 …今日の自分と

    明日の自分が

      同じでないならば…

 

退屈な毎日のその道で…

 ふと綺麗に咲く花を見つけた…

  そんなふうに思えることがあったなら…