言葉

日常のひと休みに

終止符という可能性

わかることなんてほんの一握り

でも、それを握りしめて歩いていく

 

迷うことがあって

完璧だと思ったことが

実は裏から見たらハリボテで

憧れが崩れ落ちる日々があるとしても

 

そこが終わりだと思うのは

一握りのわかること

それを手放したなら

新しい一握りが手に入る

それは可能性という一握り

 

諦めることなんてほんの一瞬

だから、そのあきらめを胸に歩いていく

 

辛いことがあって

理想のレールから外れ

もう道がなく進めないと思った

絶望という闇が包む夜があったとしても

 

それが終止符だと思うのは

胸に抱えたあきらめで

明日が見えないから

でもそれは新しいレールに

切り替わる瞬間のきしむ音

 

知らないことや

わからないことは見えない未来

見えるものには見えない未来

見えるものの中にはない未来

 

それが終止符だと思うのは

一握りのわかること

それを手放したなら

新しいレールが見える

それは可能性という未来のレール

それは可能性という希望の一握り