言葉

日常のひと休みに

紅葉

木々が色づき始めると

肌寒さを感じる

木々の色は温かいのに

そこを通り抜ける風は冷たい

木々は温かさを伝えようとしているのに

周りの空気は冷ややかに感じられる

 

今ある

自分の周りの空気が世界のすべてではない

…と伝えようとしているのか

冬が来ても、必ず春はおとずれると

言いたいのだろうか

 

木々は無言のままそこに立ち

周りのものに様々なものを与える

大地に根をはるとは

そういうことなのだろうか…